画像提供:たまの・港フェスティバル実行委員会

岡山県玉野市の宇野港では、2025年5月17日(土)と18日(日)の2日間、「たまの・港フェスティバル2025」が開催され、海上自衛隊の輸送艦「しもきた(LST-4002)」や玉野海上保安部の巡視艇「たまなみ(PC-39)」などが一般公開されるほか、ミニクルーズなどの催しが行われる予定。

輸送艦「しもきた」は、17日(土)と18日(日)の2日間にわたり宇野港第一突堤で一般公開される。全長178メートル、基準排水量8,900トン、幅25.8メートルで、速力は22ノット。17日(土)は10時30分から16時まで、18日(日)は10時から16時まで見学可能となっており、いずれも当日先着順での案内となる。受付は第一突堤の受付テントで実施されるが、希望者多数の場合は予定より早く受付を終了する場合がある。乗艦時には日傘やベビーカーの使用は禁止されている。

併せて、玉野海上保安部の巡視艇「たまなみ」も同突堤西岸壁で一般公開される。船体は全長27メートル、幅5.6メートル、重量64トンで、速力は25ノット以上。17日(土)は13時から16時まで、18日(日)は午前の部が10時30分から12時、午後の部が13時30分から16時まで実施される。いずれも見学は無料で、受付時間内に現地へ行けば誰でも自由に見学可能。

また、17日(土)には同会場で海上自衛隊の「えい船」による訓練展示が14時30分から15時まで行われる予定となっている。

そのほかにも、宇野港周辺の空を遊覧する「スカイクルーズ」では、ロビンソンR44型ヘリコプターによる約3分間のフライトが用意されており、1人5,000円で3人まで同乗可能。運航時間は10時から15時までで、宇野港駐車場裏手から出発する。

さらに、「まえじま丸」によるミニクルーズも実施され、三井E&S造船沖を巡る約50分の航路を1日4便運航。出航時刻は10時40分、12時10分、13時40分、15時10分の計4回で、定員は各回およそ100人。料金は大人2,000円、小人500円、未就学児は無料となっている。

17日(土)には、第一突堤芝生広場にてステージイベントも開催され、玉野市長や港フェス実行委員長によるオープニングセレモニーをはじめ、地元の保育園や高校による演奏、ダンス、パフォーマンスなど多彩な演目が予定されている。最初のイベントは10時からの入港歓迎式で、「しもきた」乗組員が登壇する予定。


情報発表元:たまの・港フェスティバル
 
【関連ジャンル】
 船舶 : LST-4002 しもきた
 港湾 : 宇野港
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : 海上保安庁