
アメリカ海軍第7艦隊は2025年4月26日(土)、揚陸指揮艦「ブルー・リッジ(Blue Ridge:LCC-19)」がニューカレドニア・ヌメアへ寄港したことを明らかにした。「ブルー・リッジ」のヌメア寄港は2011年以来、約13年ぶりとなる。
今回の寄港では、ヌメアの人々から温かい歓迎と厚意を受けたとして、「ブルー・リッジ」艦長ニコラス・C・デレオ大佐が感謝の意を表明した。デレオ大佐は、フランスがアメリカにとって最も古い同盟国であることに言及し、今回の寄港が両国間の友情を示すものであると述べた。
ヌメアにはフランス領ニューカレドニア軍(FANC)の司令部が所在しており、今回の寄港を通じて第7艦隊や「ブルー・リッジ」の指導部はフランス軍の関係者や現地指導者と会談、米仏同盟の深化と二国間関係の強化を図った。第7艦隊フランス連絡将校であるヤン・スラール中佐は、寄港が両国軍間の協力と親交をさらに促進する機会になるとの認識を示した。
アメリカ海軍とフランス海軍は、インド太平洋地域で定期的に共同作戦を行っており、2025年1月には、「シャルル・ド・ゴール」空母打撃群が米インディペンデンス級沿海域戦闘艦「サバンナ(Savannah:LCS-28)」との間で共同演習等が実施されている。
情報発表元:U.S. 7th Fleet - Blue Ridge Arrives in Nouméa, New Caledonia【関連ジャンル】 船舶 : LCC-19 ブルー・リッジ 海運事業者 : アメリカ海軍