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アメリカ海軍 第7艦隊は2025年2月11日(火)、南シナ海において米英豪共同訓練を実施したと公表した。
共同訓練が実施されたのは、2月6日(火)から7日(水)にかけての期間。アメリカ海軍からはアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ベンフォールド(Benfold:DDG-65)」が、オーストラリア海軍からはホバート級ミサイル駆逐艦「ホバート(Hobart:DDG-39)」、イギリス海軍からはリバー級哨戒艦「スペイ(Spey:P234)」が参加、データリンク演習、協調航行訓練などが実施された。
オーストラリア統合作戦司令部の海上部門指揮官であるジョナサン・レイ准将は、「インド太平洋地域における定期的な軍事協力は、地域の安全と安定を維持する上で重要である。この活動は、オーストラリアと米国が複雑な海洋環境で協力する能力を向上させていることを示すものだ」と述べた。また、南シナ海が世界の主要な海上貿易ルートの一つであり、世界人口の約3分の2が生活する地域であることを強調し、あらゆる課題に対応できる準備が必要であると指摘した。
訓練では、3隻が戦術データリンクシステムを活用して情報を共有する演習を実施し、協調航行訓練では、さまざまな状況下での編隊航行を行い、各国の自衛能力と通信能力の向上を図った。
アメリカ海軍第15駆逐隊(DESRON 15)司令官のジャスティン・ハーツ大佐は、「イギリス海軍、オーストラリア海軍とともに行動することで、海上での連携が強化される。インド太平洋における一貫したプレゼンスを維持するため、今後も同盟国との相互運用性を高めていく」と述べた。
情報発表元:U.S. Navy 7th Fleet - US, Australia, and UK forces conduct joint combined operations【関連ジャンル】 船舶 : DDG-65 ベンフォールド 海運事業者 : オーストラリア海軍 海運事業者 : イギリス海軍 海運事業者 : アメリカ海軍