広島県呉市の入船山記念館は、2025年1月10日(金)から12月28日(日)までの期間、企画展「呉の進水式 ~戦前から戦後復興期に誕生した船のセレモニー~」を開催している。
企画展は、大和ミュージアムのリニューアルにともなう休館への対応の一環として実施されるもの。
展示では、陸上で建造した船を海上に浮かべることで船の誕生を祝うものとして行われてきた「進水式」に着目、進水式の記録写真や当時の新聞資料、進水する船体と式台をつなぐロープ「支網(しこう)」を切断する際に使用された斧、進水式で配布された記念品など、大和ミュージアムと入船山記念館の所蔵資料の展示を交え、明治期から戦後復興期にかけて呉で行われた進水式について紹介される。
具体的には、タンカー、鉱石運搬船などの進水斧のほか、航空母艦「赤城」、一等巡洋艦「那智」、戦艦「大和」の進水記念品や1/150サイズの模型が展示される予定。
展示場所は、入船山記念館 歴史民俗資料館展示室で、観覧料は一般250円、高校生150円、小中学生100円。
情報発表元:入船山記念館 - 企画展「呉の進水式~戦前から戦後復興期に誕生した船のセレモニー~」【関連ジャンル】 港湾 : 呉港 海運事業者 : 大日本帝国海軍