画像提供:東京湾フェリー

東京湾フェリーは2024年4月30日(火)、運休中の黒船塗装の「しらはま丸」修理状況について情報を更新、修理完了までに約5ヶ月を要する見込みであることを公表した。

「しらはま丸」は、2024年3月20日(水)に金谷港入港の際、秒速30mを超える北風の突風を受け、岸壁に船尾部分が接触、舵を損傷する事象が発生していた。その後、4月11日(木)に一旦住友横須賀工場から久里浜港に帰港していたが、同社はさらに修理可能な全国のドックを探し、4月29日(月)に清水港のカナサシ重工のドックへ入渠、船底部分の損傷状況を確認したところ、舵の変形(曲がり)が確認された。東京湾フェリーによれば、この修理には約5カ月間の工期を要する見込み。

東京湾フェリーは、修理完了までの間、金谷〜久里浜航路の定期便において、「Aダイヤ」を2時間に1便となる「Bダイヤ」に変更して運航しているが、この修理完了まで引き続き「Bダイヤ」での運航が継続される。

また、すでに4月21日(日)に「しらはま丸」で運航を予定していた「黒船でいく横浜港特別クルーズ」が中止となっており、中止後、新たに6月2日(日)に同クルーズが設定されていたが、今回の舵の変形の確認を受け、6月2日(日)クルーズについても催行中止となることが公表された。このほか、今回の変形確認を受け、5月19日(日)の「東京湾周遊特別クルーズ」の中止も公表された。


情報発表元:東京湾フェリー - 2024年5月以降の運航スケジュールについて(Aダイヤ→Bダイヤへ変更)4/30情報更新
 
【関連ジャンル】
 船舶 : しらはま丸
 海運事業者 : 東京湾フェリー
 造船メーカー : カナサシ重工 本社工場