画像提供:第六管区海上保安本部

第六管区海上保安本部は、2024年4月、来島海峡航路西側海域における安全対策として、出入り時の経路を新たに指定すると公表した。経路は2024年7月1日(月)10時から運用が開始される。

経路指定は、御手洗港防波堤灯台から来島梶取鼻灯台まで引いた線を「a線」、来島梶取鼻灯台から27度5,210mの地点と同地点から258度1,850mの地点を結んだ線を「b線」としたときに、(1)「来島海峡航路を西航し、a線を横切って航行しようとする船舶は、b線を横切ってはならない。」、(2)「a線を横切り、来島海峡航路を東航しようとする船舶は、b線を横切ってはならない。」とするもの。この指定は、来島海峡航路に差し掛かる前の海域で、出入りする船が互いに交錯することを避ける形で指定されている。

7月1日(月)10時以降、来島海峡航路を経路に沿って航行する船舶は、この経路指定に従う必要がある。大下瀬戸または御手洗瀬戸を通航する船舶は、「a線」を横切らないため、経路の指定に従わずに航行することが可能。なお、今回の経路指定にあわせ、安芸灘南航路第四号灯浮標は廃止となる。


情報発表元:第六管区海上保安本部 - 来島海峡航路西側海域における 安全対策について
 
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