画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部はロシア海軍艦艇の動向として、2024年4月1日(月)から4月2日(火)にかけ、海上自衛隊の艦艇、航空機が、宮古海峡から太平洋に進出、宮古島北東から波照間島南東にかけての先島諸島沖を航行するロシア海軍の艦艇1隻を確認したと公表した。

確認されたのは、ヴィシニャ級情報収集艦「カレリヤ(Карелия:SSV-535)」とみられる艦艇。4月1日(月)23時頃、宮古島の北東約40kmの海域において宮古海峡を含む同海域を南進するところが確認された後、4月1日(月)から4月2日(火)にかけて、宮古島北東から波照間島南東にかけての接続水域内を含む海域を南西進、その後、波照間島南の接続水域を出域し、南東進したことが確認されている。

なお、同艦艇は、3月24日(日)に山形県の御積島の西側から佐渡島北側の接続水域内を航行し、能登半島北側の接続水域を出域し西進した後、3月27日(水)から3月28日(木)にかけて対馬海峡を南西進、その後、3月30日(土)から4月1日(月)にかけて宮古海峡を往来しているところも確認されている。

4月1日(月)から4月2日(火)にかけての確認にあたり、海上自衛隊は、第1海上補給隊所属の補給艦「おうみ(AOE-426)」、那覇を拠点とする第5航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視・情報収集を実施した。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - ロシア海軍艦艇の動向について
 
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