画像提供:海上自衛隊

海上自衛隊とアメリカ海軍は、2023年9月27日(水)、相模湾において日米共同訓練を実施した。

訓練は、日米同盟の抑止力・対処力を強化すべく、アメリカ海軍が試験運用する無人水上艦(USV:Unmanned Surface Vehicle)と海上自衛隊との初の訓練として実施された。訓練では戦術運動、PHOTOEX等が実施されている。

海上自衛隊からは護衛艦「くまの(FFM-2)」が、アメリカ海軍からはインディペンデンス級沿海域戦闘艦「オークランド(Oakland:LCS-24)」と無人水上艦「レンジャー(Ranger)」、「マリナー(Mariner)」が参加した。

護衛艦「くまの」艦長の泉敦2等海佐は、「今次訓練は、米海軍が試験運用する無人水上艦と海上自衛隊との初めての共同訓練です。FFMである本艦と米海軍における無人水上艦は共に次世代を担う艦艇であり、共に訓練を実施できたことは、これからの新しい水上艦艇の活用法を発展させていく良いきっかけになったとともに、無人水上艦の研究開発分野においても、日米海軍種の連携の強化が図れたものと考えています。」とコメントしている。


情報発表元:海上自衛隊 自衛艦隊 - 日米共同訓練(護衛艦「くまの」)の実施について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : FFM-2 くまの
 海運事業者 : 海上自衛隊
 海運事業者 : アメリカ海軍