画像提供:商船三井

商船三井はとKDDIは2023年8月1日(月)、衛星ブロードバンドサービス「Starlink Business」を、商船三井グループが運航するクルーズ船、フェリー、内航RORO船で順次トライアル利用すると公表した。

「Starlink Business」は、2022年10月から提供開始されたサービス。衛星通信サービス「Starlink」を提供するスペースX社(Space Exploration Technologies:Space X)とKDDIが業務提携を行い、KDDIが「認定Starlinkインテグレーター」としてサービスを提供している。また、KDDIはスペースX社の日本法人「Starlink Japan合同会社」が「Starlink」を海上で利用する免許を取得するにあたり、支援を行っている。

今回、商船三井でのトライアルは、商船三井クルーズのクルーズ船「にっぽん丸」、商船三井フェリーが運航するフェリー「さんふらわあ さっぽろ」とRORO船「むさし丸」、フェリーさんふらわあが運航する「さんふらわあ さつま」の計4隻で実施される。まずは、クルー・従業員にてトライアルを行い、その結果を踏まえ、乗船客へのトライアル利用の拡大が検討される。

なお、商船三井はこれまでの「Starlink」の外航船上でのトライアルを実施し、最大で50倍の通信速度向上を確認している。


情報発表元:商船三井 - 商船三井とKDDI、クルーズ船・フェリー・内航RORO船でStarlink活用トライアルを開始
 
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