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横浜開港資料館では、2023年5月26日(金)から8月25日(金)までの期間、新館2階の「ミニ展示コーナー」において、ミニ展示「関東大震災を伝える―災害情報の形成と展開―」を実施している。
展示は、1923年9月の関東大震災において、横浜港の国際的な貿易港としての機能が失われるなど、横浜市が受けた壊滅的な被害を撮影した写真、さらにそこから生み出された絵葉書などに焦点を当て、絵葉書の作成、加工の痕跡から災害情報の拡大過程の一端を紹介する企画。
展示では、被災後の日本大通り、神奈川県庁や新港埠頭方面を撮影した写真と、写真を原本に炎を書き加えた上で着色、絵葉書として販売された作品の双方を紹介、資料館では「伝播の過程で加工が加えられた写真や、誤った情報で伝えられた写真も多く、批判的な検証作業も必要不可欠」として過剰な演出がなされっていった過程についても紹介される。
情報発表元：横浜開港資料館 - 関東大震災を伝える―災害情報の形成と展開―【関連ジャンル】 港湾 : 横浜港
