画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省は2023年5月25日(木)、第三管区海上保安本部へからの要請により、硫黄島南方沖の行方不明者の捜索に係る災害派遣を海上自衛隊の航空機で実施した。

この災害派遣は、5月25日(木)7時1分、硫黄島の南方約315kmの海域において漁船から船員1名が海中転落した可能性がある旨、第三管区海上保安本部へ通報があり、海上保安庁が、航空機、巡視船、無人機を使用して対応、同日9時10分に第三管区海上保安本部長から、捜索海域が遠方であることを理由に第21航空群司令に対し災害派遣要請があり、同時刻にこれを受理して実施されたもの。

要請受理後の10時40分以降に硫黄島航空分遣隊のUH-60Jヘリコプター1機が捜索海域に到着し捜索を開始、さらに10時58分以降、海上保安庁の航空機が捜索海域に到着し、捜索活動を開始した。同日14時25分、以後の捜索活動は海上保安庁で対応が可能となり、第21航空群司令は、第三管区海上保安本部長から災害派遣撤収要請を受け、活動を終了した。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 硫黄島南方沖における行方不明者の捜索救助に係る災害派遣
 
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