画像提供:防衛省統合幕僚監部

防衛省統合幕僚監部は中国海軍艦艇の動向として、2023年4月10日(月)6時頃、伊豆諸島の御蔵島と八丈島の間の海域をを航行する中国海軍の艦艇1隻を確認したと公表した。

確認されたのは、中国人民解放軍海軍のドンディアオ級情報収集艦「開陽星(796)」とみられる艦艇。御蔵島の南東約60kmの海域を南西進するところが確認された後、御蔵島と八丈島の間の海域を西進したことが確認された。

なお、同艦艇は、3月27日(月)に五島列島の西方海域で確認され、その後、3月28日(火)に対馬海峡を北東進し日本海へ向けて航行、さらに、4月3日(月)には津軽海峡を北東進したことが確認されており、日本列島を周回する航路で航行していることが推定されている。

御蔵島沖での確認に際しては、海上自衛隊の多用途支援艦「えんしゅう(AMS-4305)」が情報収集・警戒監視を行った。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について
 
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