画像提供:大和ミュージアム

呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」は2023年3月5日(日)から、旧海軍工廠の大型旋盤「15299機」の公開を開始する。公開初日となる3月5日(日)には、除幕式も実施される予定。

大型旋盤「15299機」は、戦艦大和に搭載された世界最大級の主砲身などを削り出した旋盤。2013年までの長年にわたり、兵庫県明石市の機械部分製造会社「きしろ」播磨工場で大型船舶用エンジンのクランクシャフト旋削のため使用され、その後、役目を終え工場敷地内で保管されていた。

大和ミュージアムは、2021年に大型旋盤を同館で保存・展示することを目的としたクラウドファンディングを実施、目標金額4,800万円に対し、2億6,900万円の資金が集まり、2022年11月に輸送・設置作業を終えていた。

3月5日(日)の除幕式は、大和ミュージアム駐車場西側の大型旋盤展示施設前で8時30分から9時まで実施される予定。

■大和ミュージアム 公式Youtubeチャンネル「大型旋盤 輸送・設置のダイジェスト映像」


情報発表元:大和ミュージアム - 【旧海軍工廠 大型旋盤】公開について
 
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