画像提供:国道九四フェリー

大分県の佐賀関港と愛媛県の三崎港を結ぶ国道九四フェリーは、2023年1月11日(水)、国土交通省 九州運輸局へ、運賃・料金の改定を届け出たと公表した。改定は値上げを目的としたもので、改定日は2023年4月10日(月)の予定。

これでの料金では、旅客運賃は、大人一般席が1,090円、個室追加料金が1,500円だったが、改定後はそれぞれ一般席が1,200円、個室追加料金が3,000円となる。展望席の追加料金はこれまで通り500円で据え置きとなる。

車両航送運賃は、3m未満が5,130円から5,700円に、4m未満が7,120円から7,900円に、5m未満が8,860円から9,800円に、6m未満が10,610円から11,700円に値上げとなるなど、全ての区分で値上げとなる。また自転車も590円から700円に、原付も1,310円から1,500円に値上げとなるほか、自動二輪車の航送運賃も値上げされる。

国道九四フェリーは値上げの理由について、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響を始め、燃料油価格高騰等の外部環境の変化により厳しい経営状況が続いている状況を挙げ、一方で、健全な航路運営を維持するためには船舶修繕等をこれからも継続的に行う必要があることから、今回、料金の改定を決定したとしている。


情報発表元:国道九四フェリー - 運賃および料金の改定について
 
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