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青函フェリーは2023年3月、新造船を導入し、青森〜函館航路に投入する。新造船は函館どつくで建造が開始されており、同社は船内の詳細や、建造状況について公表した。

新造船は、現在就航している総トン数2,949トンの「はやぶさ」ど同程度の船体となる計画。従来のフェリーと船首の形を変え波の抵抗を低減、船尾船底の構造なども大幅に見直し、荒れがちな青森~函館航路の波による揺れを抑える構造となる。また、推進部のスクリューやエンジンは最大出力時の燃料効率を運航中のフェリーより1割程度向上、客室に伝わるエンジン音も軽減される計画。

このほか、船内は、函館市にゆかりのある、五稜郭、おんこの木などをグラフィック化したデザインとなっており、空間のオリジナリティを演出、青函フェリーであるというイメージが明確に表現される予定となっている。

函館どつくで建造中の同船は、10月現在、各ブロックが船台へ搭載されており、バルバスバウの形状などが確認できる状態となっている。


情報発表元:青函フェリー -
 
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