画像提供:青函フェリー

青森〜函館で「青函フェリー」の名前で定期旅客航路を共同運航する共栄運輸と北日本海運は、2022年4月1日(金)に合併、新会社「青函フェリー株式会社」としてスタートする。

今回の合併を前の2020年9月、従来から栗林商船グループだった共栄運輸に加え、北日本海運も栗林商船グループとなっていた。両者は、この統合・合併により、青函フェリーの一層の一体運営が可能となり、各々得意とする事業領域とネットワークを組み合わせることで、これまで以上の事業シナジー効果を見込み、効率的運営による頑強な事業基盤の構築にも繋げ、顧客満足度の向上を目指すとしている。

合併・設立される新会社では、新たにロゴマークを制定している。デザインは、青森と函館を結ぶ海峡の海をイメージし、キーカラーはブルーに設定、「SEIKAN」の文字が入ったものとなっている。「青函フェリー」と呼ばれるのではなく、「セイカン」と呼んでもらい、利用者との距離を近づけたいとの思いが込められている。

また、新会社はスローガンとして「日本のあいだをむすぶ」のフレーズを掲げ、北海道と本州を「日本」そのものと捉え、海峡はその「あいだ」であり、青函フェリーがその「あいだ」を「むすぶ」ことで重要な役割を果たしていくとしている。


情報発表元:青函フェリー - 4月1日、新生『青函フェリー株式会社』スタート
 
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