画像提供:備後商船

広島県で尾道〜百島〜常石航路を運航する備後商船は、2021年12月1日(水)、新造船「ニューびんご」の運航を開始した。

新しく就航した「ニューびんご」は、就航船32年を経過した既存船をリプレースし、離島航路の安定的な就航を実現する目的で建造された。総トン数を19トンと小型化しながらも、双胴船型を採用することで甲板面積を広くとることが可能となり、交通バリアフリーに適応、高齢者や車椅子での利用も想定したフラットな設計とされ、多目的トイレも設置している。

また、船尾清流フィンを設置することにより、走行波の低減を図っている。これにより、尾道水道のような狭い航路において、航航路近郊に繋留する船舶や漁業従事者への影響低減が見込めるとしている。

船体の長さは18m、幅6m、深さ1.9mで、総トンは19トンとなっている。搭載人員は、前部客室21名、後部椅子席10名、遊歩甲板椅子席26名、立席33名、船員2名の計92名。


情報発表元:備後商船 - 新造船「ニューびんご」12月1日より就航 島民の生活航路の安定化へ
 
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