画像提供:国土交通省 関東地方整備局

国土交通省関東地方整備局 京浜港湾事務所は2021年11月17日(水)、日本最大級の岸壁となる横浜港新本牧ふ頭の「鋼板セル」第1函目の据付工事を実施した。

「新本牧ふ頭」は、国際コンテナ戦略港湾としての横浜港の将来を見据え、コンテナ船の大型化や貨物量の増加に対応するために整備されるもの。横浜市がロジスティクス拠点として整備する約38ha「第1期地区」と、国土交通省関東地方整備局がコンテナターミナルとして整備する約50haの「第2期地区」で構成される。今回、「鋼板セル」第1函目が据付えられたのはコンテナターミナルとして整備される「第2期地区」。コンテナターミナルは、水深18m、岸壁延長1,000mの日本最大級の岸壁を有することから、世界最大級のコンテナ船が2隻同時に着岸可能となる計画。

岸壁は、直径24.5m、高さ25m、重さ約350トンの円筒状の「鋼板セル」を海底に連続的に据付けて整備される予定で、今回、その第1函目が寄神建設の起重機船によって据付けられた。


情報発表元:国土交通省 関東地方整備局 - 日本最大級の岸壁となる横浜港新本牧ふ頭の「鋼板セル」第1函据付 ~お知らせ~
 
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