©Funeco News

海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2021年8月20日(金)から研究航海を実施していた深海潜水調査船支援母船「よこすか」について、8月26日(木)までに計5名の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が確認され、研究航海を中止したと公表した。

最初の感染確認者は、8月22日(日)に乗船中の1名において感染が強く疑われたため、8月23日(月)に横須賀本部に一時帰港しPCR検査を実施、陽性が確認された。その後、乗船者全員のPCR検査を実施したところ8月26日(木)までに計5名の感染が確認され、所管の横須賀市保健所が「集団感染」と判断している。

なお、今回の「よこすか」研究航海では、は8月20日(金)から9月8日(水)までの日程で、日本沿岸海域に分布する非熱水型化学合成生物群集の環境適応と集団の連結性に関する研究のため、相模湾、南海トラフ、種子島沖などの海域調査を行う予定だったが、JAMSTECが状況を鑑み、航海は中止となった。


情報発表元:海洋研究開発機構 - 新型コロナウイルス感染者の発生について
 
【関連ジャンル】
 船舶 : よこすか
 海運事業者 : 海洋研究開発機構