防衛省統合幕僚監部は中国海軍艦艇の動向として、2021年4月30日(金)13時頃、海上自衛隊の船艇・航空機が、宮古島の北北東約150kmの海域航行する中国海軍の艦艇1隻を確認したと公表した。
確認されたのは、中国人民解放軍海軍のジャンカイ(江凱)II級フリゲート「浜州(515)」とみられる艦艇。海上自衛隊の護衛艦「あぶくま(DE-229)」と、鹿屋航空基地を拠点とする第1航空群のP-1、那覇航空基地を拠点とする第5航空群のP-3Cにより、所要の情報収集・警戒監視が実施された。
その後、同艦は宮古海峡を南下し一時的に太平洋へ進出したが、5月1日(土)に台湾と与那国島の間の海域を北上し、東シナ海へ向けて航行したことが確認されている。
情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 中国海軍艦艇の動向について【関連ジャンル】 船舶 : DE-229 あぶくま 海運事業者 : 海上自衛隊 海運事業者 : 中国人民解放軍海軍