画像提供:伊豆諸島開発

伊豆諸島開発は2021年3月23日(火)、11月引退予定の「ゆり丸」の代替となる新造貨客船の建造を発表した。

新たな貨客船は、大型化・高速化・快適性の向上・バリアフリーの充実などをコンセプトとした船舶となる計画で、長崎市の渡辺造船所が建造を受注、既に3月12日(金)に起工式が執り行われている。就航は11月下旬の予定。

新造船のサイズは、「ゆり丸」の総トン数469トン、全長62メートルを上回る、総トン数499トン、全長66メートルとなる。また、航海速力は「ゆり丸」の13.5ノットから16.5ノットに上昇することから、所要時間の短縮かが図られ、八丈島〜青ヶ島間は3.5時間から3時間に、父島〜母島間は2.3時間から2時間に短縮される。

このほか、青ヶ島航路運航時の旅客定員は40名から84名に、母島航路の旅客定員は90名から200名に大幅増となる計画。船内にはハンディキャップルーム、多目的室、授乳席、客席モバイル電源、乗船客が自由に使える冷蔵庫、荷物置きスペース等が新たに設置される。


情報発表元:東海汽船 - 伊豆諸島開発 新造貨客船建造のお知らせ
 
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