画像提供:海上自衛隊

防衛省統合幕僚監部は、中東での護衛艦による情報収集活動に関連し、2020年8月30日(日)に第3次隊として横須賀を出港も、隊員の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染確認により横須賀へ帰投している護衛艦「むらさめ(DD-101)」について、9月16日(水)に横須賀を再出港すると公表した。

護衛艦による情報収集活動は、中東地域での日本関係船舶の安全確保に関する取組みとして、2019年12月27日(金)に閣議決定され、2020年1月10日(金)に河野防衛大臣が派遣を正式に命令した。同任務に最初に就いた「たかなみ」は2月2日(日)に横須賀を出航、2月26日(水)から情報収集活動を開始し、6月からは第2次隊の護衛艦「きりさめ(DD-104)」へ交代している。

第3次隊の護衛艦「むらさめ」は8月30日(日)に横須賀を出港、派遣に向けた準備の一環として、PCR検査を実施したところ9月1日(火)、隊員1名の新型コロナウイルス感染が確認された。同艦は横須賀基地に帰投、停泊していたが、その後、保健所の調査により濃厚接触者と特定された乗組員16名とその他の全乗組員に対し、再度PCR検査を実施したところ、全乗組員の陰性が確認されたため、今回の再出港が決定された。


情報発表元:防衛省統合幕僚監部 - 派遣情報収集活動水上部隊「むらさめ」の出港について
 
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 船舶 : DD-101 むらさめ
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