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日本郵船は2018年8月1日(水)、同社グループの「MIT」と常石造船で共同開発した省エネ装置「MT-FAST」の船舶への搭載実績が500隻を突破したと公表した。

「MT-FAST」は、複数のねじれた形のフィンからなる船体付加物で、プロペラの推進効率を向上させることができる。同装置をプロペラ前方に取り付けることでプロペラに流入する水流を整え、プロペラ後方で発生する旋回流を低減、結果、プロペラの推進力を向上させ約4%の燃料節減を可能にする。

日本郵船は、同社グループ運航船の運航データを分析することで、同装置の燃料節減効果を実証、同航路・同気象海象条件のもとで「MT-FAST」を搭載した船舶とそうでない船舶の2隻を並走させて検証したところ、4.8%の燃料削減効果が確認できたとしている。


情報発表元:日本郵船 - 省エネ装置「MT-FAST」が搭載500隻を突破
 
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