画像提供:三菱重工業

三菱造船は2019年12月24日(水)、舶用二元燃料主機向けのLNG燃料供給システム「FGSS(Fuel Gas Supply System)」の初号機を納入したと公表した。FGSSは新来島豊橋造船向けに納入され、同社で建造中の日本国内で初となる「LNG燃料で運航する自動車運搬船」に搭載される計画。

FGSSは、三菱造船がLNG船の建造などで培ったLNGおよび気化ガスのハンドリング技術を活用して実現した供給システムで、陸上用のエンジン試験設備の納入実績を積み重ねた上で舶用に展開した。システムはLNG燃料タンクとLNG気化装置、ガス供給装置、制御装置等で構成されている。

なお三菱造船は、同新造船については、FGSSの納入のみならず、LNG燃料化に伴うガスハンドリング関連周辺設備の設計を提供することで造船所のサポートも実施している。


情報発表元:三菱重工業 - 舶用LNG燃料供給システムを納入 三菱造船、国内初のLNG燃料自動車船向け
 
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