画像提供:川崎汽船

川崎汽船は2020年8月24日(月)、次世代型環境対応自動車船として建造していたLNG燃料自動車船について、7月31日(金)に多度津造船で進水したと公表した。

川崎汽船のLNG燃料自動車船は、2019年に今治造船に発注され、2020年年度中の竣工を目指し建造されている総トン数73,800トン、積載台数約7,020台の自動車運搬船。環境省・国土交通省の「代替燃料活用による船舶からのCO2排出削減対策モデル事業」の支援も受けている。

同船は、主機に二元燃料ディーゼル機関「ME-GI」を採用、窒素酸化物排出規制「NOx Tier III」への対応技術として、排気ガス再循環システム(Exhaust Gas Recirculation=EGR)を搭載している。Tier III規制は Tier I 規制に対して約80%のNOx削減が要求される。


情報発表元:川崎汽船 - 次世代型環境対応自動車船建造(第三報) ~LNG 燃料自動車船が進水しました~
 
【関連ジャンル】
 海運事業者 : 川崎汽船