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海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2018年8月14日(火)、海底堆積物がマントル深部まで沈み込み、溶岩として地表へ戻る大循環をしていることを明らかにしたと公表した。

研究は、JAMSTEC地球内部物質循環研究分野の羽生毅主任研究員らと、南京大学のリーフイ・チェン教授らが共同で実施している。今回、南太平洋のピトケアン島とラロトンガ島から採取した火山岩の組成分析を行い、今まで知られている海洋島玄武岩の中で最も低いマグネシウム同位体比を持つことを発見、同火山岩が海底堆積物に由来することを示した。

研究成果は、米国科学アカデミー紀要電子版に掲載されている。


情報発表元:海洋研究開発機構 - 海底堆積物がマントル深部を巡る大循環をしていたことが判明 ~地球表層-マントル炭素循環の解明に向けて~
 
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