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海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2018年8月24日(金)、自律型無人探査機(AUV)の複数機運用による海底下構造の調査に初めて成功したと公表した。

調査では、中部沖縄トラフの既知の熱水鉱床賦存域での調査航海において、AUVの「じんべい」と「ゆめいるか」を同時に運用、AUV間で電流の送受信を行って海底下構造を調査した。2機のAUVは海底広域研究船「かいめい」で監視、熱水鉱床の存在と関連付けられる低比抵抗域と自然電位の負の異常域を検出することに成功した。

JAMSTECによると、AUVを同時に運用するだけでなく、電磁気学的手法にもとづいた調査手法で海底下構造の情報を得ることに成功したのは世界で初めてとなる。


情報発表元:海洋研究開発機構 - AUV複数機運用による海底下構造調査に初めて成功
 
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