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第十一管区海上保安本部は、2019年6月16日(土)、魚釣島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内において、中国の海洋調査船「海洋地質九号」がワイヤーのようなものを海中に延ばしているを確認したと公表した。

「海洋地質九号」の活動が確認されたのは、魚釣島の北西約89キロメートルの海域。海上保安庁はしょう戒中の巡視船で、無線により、「EEZ内におけるの同意を得ない海洋の科学的調査等を実施することは認められない」とする呼びかけを実施した。

「海洋地質九号」が確認されたのは6月16日(土)9時33分頃で、その後、同日11時35分頃に魚釣島の西北西約82キロメートルの日中の地理的中間線を南南西向け航過している。


情報発表元:海上保安庁 - 中国海洋調査船「海洋地質九号」の視認について
 
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