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日本水先人会連合会は、2020年5月、「ベストクオリティーシップ2019」受賞船7隻を公表した。

「ベストクオリティーシップ」は、船舶の安全運航と港湾や海洋環境の保護に関する意識高揚に資するため、2003年度に創設された表彰制度。2019年度は全国の水先区で9月から10月に水先人が乗船した船舶の中から特に優秀な7隻が選ばれた。選ばれた船は下記の通り。

・「HAKUTAKA」(リベリア籍) 撒積船(57,036トン)
・「AL ZUBARAH」(日本籍) LNG船(111,079トン)
・「NYK DIANA」(パナマ籍) コンテナ船(55,487トン)
・「NSU QUEST」(パナマ籍) 撒積貨物船(107,621トン)
・「JP CORAL」(日本籍) 撒積貨物船(44,574トン)
・「COSTA VENEZIA」(イタリア籍) 旅客船(135,225トン)
・「SERI AMANAH」(マレーシア籍) LNG船(95,729トン)

客船では、コスタ・クルーズの「コスタ・ベネチア」が唯一の受賞となった。同船は、今回の受賞船の中では最大の総トン数となる。

また、日本郵船は、同社コンテナ船「NYK DIANA」選定されたことを公表、確実な安全措置、BRMに関する十分な訓練、統一された船内の指揮命令系統、安全運航に対する乗組員の高い意識、水先人への万全な協力体制などが総合的に評価され、今回の受賞につながったとしている。


情報発表元:日本水先人会連合会 - ベストクオリティーシップ2019 -水先人からみた優秀船舶の表彰-
 
【関連ジャンル】
 船舶 : コスタ・ベネチア
 海運事業者 : 日本郵船
 海運事業者 : コスタ・クルーズ