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郵船クルーズは2020年2月13日(木)、客船「飛鳥II」による3月出発クルーズについて、現時点ではスケジュール通りの運航を予定しているとした上で、同クルーズで実施する新型コロナウイルス感染対策の詳細を公表した。

公表によると、乗船受付時には、乗船券と一緒に送付される「感染症に関する質問票」の提出が求められ、乗船受付開始の1時間30分前からは「検温」が行われる。測定が終了するまで、預け荷物や乗船の受け付けは行われず、検温の結果、37.5度以上の場合、同行者も含め乗船を断るとしている。

また、寄港地での上陸・帰船時は「飛鳥II」舷門付近にサーモカメラやアルコール手指消毒液も設置される。このほか、乗船中の乗組員に対する1日2度の検温や、手すりやドアノブ、パブリックトイレなどへの高濃度塩素系溶剤による消毒が実施される予定。さらに、航海中に船内設置のサーモカメラを使用し、体表温度を観察することがあるとしている。

なお、同クルーズの乗船条件として、乗船日前日から遡って14日以内に、香港・マカオを含む中国本土への渡航歴がある場合や渡航歴がある人と濃厚接触した場合は乗船が拒否されるほか、 14日以内に、37.5度以上の発熱があり、かつ、咳、のどの痛み、息苦しさ、胸の痛み等の呼吸器症状を有したことがある場合も乗船を拒否するとしている。


情報発表元:郵船クルーズ - 新型コロナウイルス関連肺炎の発生に関する対応について(2020年2月13日現在)
 
【関連ジャンル】
 船舶 : 飛鳥II
 海運事業者 : 郵船クルーズ