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郵船クルーズは2020年10月21日(水)、同社のクルーズ客船「飛鳥II」での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者発生を想定した感染症対応訓練を実施した。訓練は、日本海事協会、横浜市、神戸市、日本郵船の共同で実施された。

訓練は、10月19日(月)発、横浜発着2泊3日、乗客約150名で実施した「横浜・神戸トライアルクルーズ」中の乗船客に体調不良者が発生し、船内での検査の結果、陽性と判明した事を想定して実施された。「飛鳥II」からの感染者発生の第一報と同時に、本社内に対策本部が立ち上げられ、乗船客の安全を最優先に下船港である横浜港と連携した対応が取られた。

訓練の進行は、「飛鳥II新型コロナウイルス感染症対策プラン」を基に作成された、マニュアルに則り行われ、感染者、濃厚接触の疑いがある乗客の隔離、それ以外の乗客の客室待機依頼や誘導、各施設の消毒によるグリーンゾーンの確立、イエローゾーンの設置、隔離エリアの陰圧化に加え、客室待機中の乗船客へ昼食を弁当形式で届けるオペレーションも行われた。

横浜港 大さん橋ふ頭、神戸港・ポートターミナル着岸後は、横浜市や神戸市とともに感染者の搬送手順が確認された。


情報発表元:郵船クルーズ - 飛鳥II新型コロナウイルス感染症対応訓練の実施について ~「安全・安心」なクルーズを目指して~
 
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 船舶 : 飛鳥II
 港湾 : 横浜港 大さん橋埠頭
 港湾 : 神戸港
 海運事業者 : 郵船クルーズ