画像提供:国立科学博物館「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」

国立科学博物館などのメンバーで構成される「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」は、2019年7月7日(日)、丸木舟で台湾から与那国島へ向かう実験航海を開始した。

この実験航海は、日本列島にはじめてホモ・サピエンスが現れたのが旧石器時代の3万8,000年前頃とされていることから、当時の技術で台湾から与那国島へ渡る際、どのような課題があったのかなどを実証する取り組み。当時の石斧で製作可能な丸木舟を5名で漕ぎ、漕ぎ手は地図、コンパス、スマホ、時計などは持たずに与那国島を目指す。

プロジェクトの丸木舟は7月7日(日)午後に台湾東部を出発しており、出航後30時間から40時間で与那国島へ到達することを目指している。丸木舟には伴走船がついて安全管理を行なっている。


情報発表元:国立科学博物館 - 舟の準備は完了。残る成功の鍵は何か? 丸木舟による【台湾→与那国島】航海の概要をお知らせします
 
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