潜水艦「うずしお(SS-592)」
SS-592 Uzushio
潜水艦 基本情報
「うずしお(SS-592)」は、おやしお型潜水艦の3番艦として平成7年度計画により建造された通常動力型潜水艦で、艦名は鳴門海峡などに見られる「渦潮」に由来する。1996年に川崎重工業神戸工場で起工、1998年に進水し、2000年3月9日に就役。第2潜水隊群第2潜水隊に配属され、横須賀を定係港とした。旧うずしお型潜水艦「うずしお(SS-566)」に次ぐ2代目である。
艦の性能は、おやしお型共通の特長である静粛性と高い探知能力を備え、水中排水量は4,000トン、潜航深度はおよそ600〜650メートル。HU-603B型533mm魚雷発射管6門を搭載し、89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイルの発射が可能。ZQQ-6統合ソナーやZYQ-3情報処理装置など最新の電子装備を備え、ディーゼル・エレクトリック方式で推進される。
就役後は複数回にわたりハワイ派遣訓練(2004年、2007年、2011年)に参加し、アメリカ海軍との戦術連携強化を図った。特に2011年の派遣訓練では、横須賀を出港してグアムを経由し呉へ帰港する長期運用を行った。25年に及ぶ任務期間中に航行した距離は、地球12周分に相当する約50万キロに達した。
2025年12月19日に除籍され、その任務に幕を下ろした。








