R09 プリンス・オブ・ウェールズ 基本情報 R09 Prince of Wales |
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プリンス・オブ・ウェールズ(Prince of Wales:R09)は、イギリス海軍のクイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦。2008年5月に発注され、スコットランドのロサイス造船所にて建造が進められ、2017年12月に進水、2019年12月10日に就役した。艦名「プリンス・オブ・ウェールズ」は、イギリスの王位継承順位第1位の王族に与えられる伝統的な称号に由来し、同名艦としては8代目にあたる。 全長284メートル、全幅73メートル、満載排水量約80,600トン、最大速力25ノット以上、航続距離10,000海里を誇る。短距離離陸・垂直着陸(STOVL)運用を前提とし、F-35BライトニングIIを最大36機、マーリンHM2/HC4やワイルドキャットHMA2/AH1、チヌーク、アパッチ攻撃ヘリなどを運用可能で、サージ時には70機以上のF-35Bを搭載できる。兵員収容能力は最大1,600名で、そのうち250名の海兵隊員を搭載して揚陸作戦を支援可能である。 主要兵装はファランクスCIWS3基、ブローニング.50口径重機関銃、30mmDS30M Mk2(搭載準備のみ)を備え、センサーとしてS1850M長距離レーダーやType 997 Artisan 3Dレーダーを装備する。 艦歴では、NATO高即応海上部隊旗艦を務め、国際演習や無人航空機「モハーヴ(Mojave)」の発着試験など先進運用を行っている。2025年にはインド太平洋展開「オペレーション・ハイマスト」を主導し、各国海軍との共同訓練を実施している。 |
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状態 |
運用中 |
総トン数 |
65000トン |
船種 |
母港 |
ポーツマス海軍基地 |
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所属 |
艦番号 |
R09 |
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就航日 |
2019年12月10日 |
造船所 |
R09 プリンス・オブ・ウェールズのニュース
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