2025年05月08日(木)
護衛艦やはぎ、南シナ海で英哨戒艦「スペイ」と伊フリゲート「アントニオ・マルチェリア」と共同訓練を実施
05月08日(木)
護衛艦やはぎ、南シナ海で英哨戒艦「スペイ」と伊フリゲート「アントニオ・マルチェリア」と共同訓練を実施
海上自衛隊とイギリス海軍、イタリア海軍は、2025年5月3日(土)、南シナ海において日英伊共同訓練を実施した。 訓練は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を強化すべく、戦術技量の向上や参加間での連携強化を目 …
イギリス海軍の哨戒艦「スペイ(HMS Spey:P234)」は、バッチ2型リバー級哨戒艦の5番艦として建造された多目的哨戒艦であり、スコットランドのスペイ川に由来する名を冠している。
2016年に発注され、BAEシステムズによって建造され、2019年6月に進水、2021年6月18日に正式に就役した。全長90.5メートル、排水量2,000トンの艦体は、最大25ノットの速力と5,500海里の航続距離を誇り、最大50名の乗員が搭乗可能である。30mm機関砲1門を主武装とし、複数の機関銃を備えるほか、UAVの運用が可能なヘリデッキを持つ。
バッチ2型はブラジル海軍向けアマゾナス級を基にした設計をさらに改良したもので、スペイには29箇所以上の設計改良が施されている。特に環境配慮型装備として、二酸化炭素排出を低減する触媒コンバーターが搭載されている。配備後は姉妹艦HMSタマーと共にインド太平洋地域への前方展開が行われ、母港は英ポーツマスであるものの、実質的な運用拠点はシンガポールの英国防衛支援ユニットが担っている。
2022年にはトンガの火山災害支援任務に従事し、2024年にはインド洋・東シナ海での多国間演習に参加するなど、国際的なプレゼンス強化と多様な任務遂行に寄与している。





