アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「シャウプ(Shoup:DDG-86)」は、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の36番艦。艦名は、名誉勲章を受章したアメリカ海兵隊将軍デヴィッド・M・シャウプに由来する。
インガルス造船所で建造され、1999年12月13日に起工、2000年11月22日に進水、2002年6月22日に就役した。アーレイ・バーク級フライトIIAに属し、艦尾格納庫を備えてMH-60系ヘリコプター2機の運用に対応する。
2002年にはRIM-162 ESSMのアメリカ海軍運用評価を担当し、試射を成功させた。2005年1月にはスマトラ島沖地震後の被災地支援を行うオペレーション・ユニファイド・アシスタンスに参加した。2008年にはアデン湾で故障したダウ船ドゥニアをイエメンのムカッラまで曳航し、2011年にはソマリア海賊から韓国タンカー「サムホ・ジュエリー」が奪回された際、負傷した船長の後送支援にあたった。
2010年にはカリフォルニア沖で民間船と接触事故を起こしたが、負傷者は出なかった。2013年のペルシャ湾・紅海方面展開では多国間演習や海上安定化任務に従事し、この時の313日におよぶ展開は、第二次世界大戦後のアメリカ海軍駆逐艦として特に長期の行動記録となった。2022年12月には横須賀へ前方配備され、第7艦隊の一員となった。