駆逐艦「ラメージ(DDG-61)」
ミサイル駆逐艦「ラメージ(Ramage:DDG-61)」は、アメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の11番艦。艦名は、第二次世界大戦で潜水艦を指揮し名誉勲章を受章したローソン・P・ラメージ中将に由来する。インガルス造船所で建造され、1993年1月4日に起工、1994年2月11日に進水、1995年7月22日に就役した。建造にはインガルス造船所が発展させたモジュラー工法が用いられ、船体と上部構造を複数のモジュールに分けて組み立てる方式が採られた。
艦歴では、1996年11月に初の地中海展開に出発し、1997年3月にはアルバニアでの非戦闘員退避支援作戦シルバー・ウェイクにおいて海兵隊への兵站・通信支援を行った。同年7月21日には、マサチューセッツ湾で自力航行を行ったコンスティチューションの護衛を務めた。1999年にはセオドア・ルーズベルト戦闘群の一員として地中海とアラビア海に展開し、モンテネグロ沖でアライド・フォース作戦に参加した。2001年9月の同時多発攻撃後にはニューヨーク周辺海域で防空監視任務に従事し、その後は不朽の自由作戦支援のためアラビア海へ展開した。
2006年から2007年にかけてはペルシア湾方面で行動し、アフリカの角周辺の情勢にも対応した。2009年にはポーランドのグディニア寄港中に機関銃の暴発事故が起きたが負傷者は出なかった。2010年にはエチオピア航空409便墜落に伴う捜索救難支援に派遣され、2013年にはシリア情勢を受けて東地中海へ展開した。2018年にはブエノスアイレスでのG20首脳会議に伴う警戒支援に投入され、2019年末には第5艦隊で弾道ミサイル防衛任務に従事した。2023年には艦の寿命延長方針が示され、少なくとも2035年まで運用する計画とされた。








