画像提供:横浜市

横浜市は2019年8月22日(木)、林文子市長の定例記者会見の中で、横浜港 山下埠頭へカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を行うことを正式に発表した。今後、本格的な検討・準備・事業者選定を実施する。

山下埠頭へのIR誘致は、横浜市が2014年から検討準備を進めていた計画で、現在の市長である林文子氏が2017年に市長選に立候補した際にも「導入検討」すると公約していた。一方、港湾団体の中では反対の声も根強く、2019年5月には、カジノに反対する「横浜港ハーバーリゾート協会」が設立され、ディズニークルーズを横浜へ誘致する代案も公表されていた。

リゾート開発にあたっては、シーザーズ・エンターテインメントや、ラスベガス・サンズなどが提案を行っている。横浜市は2019年度以降に事業者選定を行い、区域整備計画の認定申請を国へ行う計画で、2020年代後半にも事業を開始したい考え。


情報発表元:横浜市 - 「IRの実現に向けて」について
 
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