画像提供:United States Navy

アメリカ海軍は2020年2月3日(月)、駆逐艦「フィッツジェラルド(Fitzgerald:DDG-62)」が、ミシシッピ州・パスカグーラのインガルズ造船所における修理後初の海上公試を行ったと公表した。

駆逐艦「フィッツジェラルド」は、2017年6月、日本の石廊埼沖で日本郵船が運用するコンテナ船「ACXクリスタル」に衝突、乗組員7人が死亡、3人が負傷したほか、右舷艦体中央前部外板に破口等を生じて浸水した。「ACXクリスタル」は左舷船首部のブルワークが変形するなどの損傷を負った。

事故後、「フィッツジェラルド」は運搬船によりインガルズ造船所へ移送され、約2年をかけて修理と近代化改修が行われていた。海上公試を終えると、乗員訓練などが行われる計画。


情報発表元:United States Navy - USS Fitzgerald Returns to Sea
 
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