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佐渡汽船は2020年10月23日(金)、同日開催の取締役会において、小木/直江津航路に就航している高速カーフェリー「あかね」を売却する方針を決議したと公表した。同航路は、佐渡汽船が保有する3隻のジェットフォイルの内の1隻を就航させることで継続する。
高速カーフェリーからジェットフォイルへの転換は、急速に進行する佐渡島内の少子高齢化や観光客の減少等による輸送人員等の減少により、慢性的な赤字を計上している小木/直江津航路の収支改善を目的としたもの。7月7日(火)開催の取締役会において、置き換えの方針を関係機関と協議を開始することが決定され、これまで佐渡市や上越市などと協議が行われてきた。
代替船について、当初、同航路の就航船舶変更にあわせてジェットフォイルの取得が検討されてきたものの、佐渡汽船は、現時点では保有する3隻のジェットフォイルの内の1隻を就航させる予定としている。
なお佐渡汽船は、譲渡先、譲渡価額、譲渡益、譲渡時期等はついては未定としている。
情報発表元:佐渡汽船 - 固定資産の譲渡に関するお知らせ(方針決定)【関連ジャンル】 船舶 : あかね 海運事業者 : 佐渡汽船