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今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、2020年3月に資本業務提携、合弁会社の設立・組成について合意、10月から新しい合弁会社「日本シップヤード株式会社(Nihon Shipyard Co., Ltd.)」の設立する予定だったが、これを12月1日(火)付に再延期すると公表した。

資本業務提携の延期は、今回が2度目。理由について両者は、海外における競争法上の審査・承認手続がなお継続しているためとしている。

なお、両者の資本業務提携は、各国において造船会社の統合再編が進み、世界的な競争環境がますます厳しさを増していくとの状況認識のもと、両社の商船事業の国際競争力を強化することを目的として実施されるもので、合弁会社は、今治造船とJMUが持つそれぞれの強みを生かした提携の効果を最大限にすべく、営業・設計を協力して行っていくことを目的に設立される。

合弁会社「日本シップヤード」は、東京都千代田区に本店を置き、LNG船を除くすべての一般商船・海洋浮体構造物の設計、販売等を行う予定。資本金は1億円で、出資比率は今治造船が51%、JMUが49%となる。


情報発表元:ジャパン マリンユナイテッド - 今治造船株式会社とジャパン マリンユナイテッド株式会社の 資本業務提携契約書及び合弁契約書取引実行日変更について
 
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