画像提供:Rヨット株式会社

両備グループのRヨットは2026年10月1日(木)、ポルトガルで建造中の新造クルーズ船「SEFU(せふ)」について、船籍港を岡山県玉野市の宇野港とすることを決定したと発表した。

「SEFU」は、日本初の「ヨットスタイル客船」として建造が進められているスモールラグジュアリー船。「ヨットスタイルという新しい風」をコンセプトに、瀬戸内海や南西諸島、日本各地を巡るクルーズへの投入が計画されている。

船籍港となる宇野港は、本州と四国を結ぶ海上交通の要衝で、現在は直島をはじめとする瀬戸内海の島々への玄関口となっている。Rヨットは、瀬戸内海の海や島々、食、文化、港町の魅力を世界へ届けていくとの思いから宇野港を船籍港に選んだとしており、船尾には「Port of Uno」と表示される。

「SEFU」は全長約120m、全幅約19m、喫水約4.7m、総トン数約10,000トン。客室数は60室、乗客数は約120人、乗組員数は約100人で、航海速力は約15ノット、航行区域は遠洋国際となっている。2027年の竣工を予定し、ポルトガルのウェスト・シー(WEST SEA – ESTALEIROS NAVAIS, UNIPESSOAL, Lda.)で建造が進められている。

船内デザインは、キュリオシティ代表のグエナエル・ニコラ氏が担当し、瀬戸内海に浮かぶ島々から着想を得た「ISLANDS」をコンセプトとしている。船尾には海へ直接アクセスできる、新造船として日本初となる本格的なマリーナを備え、上陸用小型ボート「マリーナボート」による離島への寄港やビーチングでの上陸、シーカヤックなどのマリンアクティビティを提供する計画。

客室は全60室で、日本建築の「借景」の考え方を取り入れたデザインとするほか、7デッキにはインフィニティプール、スパ、フィットネスエリア、日本船ならではの温浴施設を設ける。船内にはメインダイニング、スペシャリティレストラン2か所、寿司レストラン、ラウンジバーなども備える予定。

船名の「SEFU」は、「瀬戸内」の「瀬(SE)」と「風(FU)」に由来する。2027年の竣工、2028年の就航が予定されている。