
ロッキード・マーティンは2026年8月17日(月)、海上自衛隊が整備を進めているイージス・システム搭載艦(ASEV)1番艦(CG-191)向けの装備一式について、検証試験を完了したと発表した。装備は現在、梱包と日本への出荷準備が進められており、2026年中に納入される予定となっている。
今回、試験を完了した1番艦向けシステムは、AN/SPY-7(V)1レーダーのアンテナ4面、艦載レーダー処理装置、電源・冷却装置、イージス戦闘システムの計算処理・表示装置などで構成される。これらは初めて完全に統合された状態で検証試験が実施された。
装備は日本への輸送後、建造中のASEV1番艦へ搭載され、艦上での統合作業が実施される予定。艦上での統合完了後には最終受入検査が行われる。
ASEVは2隻が整備される計画で、それぞれAN/SPY-7(V)1レーダーのアンテナ4面を搭載する。ロッキード・マーティンによると、広域の探知と360度全周への統合防空・ミサイル防衛(IAMD)能力を備え、多数の弾道ミサイルや航空脅威を同時に追跡する能力を有する計画となっている。
2番艦向けの構成品については、2026年秋にアメリカ・ニュージャージー州モーレスタウンの生産試験センターで稼働試験が実施される予定。ロッキード・マーティンは、2隻のASEVについて2027年、2028年の就役に向けて計画が進んでいるとしている。
また、SPY-7レーダーの主要部品については日本国内での生産も進められており、将来の維持整備や生産に対応できる体制の構築が進められている。









