画像提供:駿河湾フェリー

一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーは2026年7月25日(土)、かつて夕暮れの時間帯に運航していた「第4便」を特別便として復活させるため、クラウドファンディングを開始した。目標金額は300万円で、支援は9月13日(日)23時まで受け付ける。

クラウドファンディングは、目標額を達成した場合にのみ集まった資金を受け取る「All-or-Nothing方式」で実施される。支援金は、10月3日(土)に予定する特別便の運航経費や船内イベントの費用に充てられる。

特別便「幻の第4便(黄金船)」は、10月3日(土)15時30分に清水港を出港し、土肥港沖合と黄金崎沖合を経由して、19時頃に清水港へ戻る。集合時間は15時、集合場所は清水港駿河湾フェリー乗り場となる。

通常の清水港〜土肥港航路とは異なり、伊豆半島を代表する夕陽スポットの黄金崎沖合まで航行する周遊航路として運航される。10月3日の日の入りは17時28分頃で、黄金崎沖を離れる時間帯に、夕陽に染まる駿河湾や富士山、金色の船体を楽しめる航海が計画されている。

船内では、フリーアナウンサーの神谷宥希枝氏による航路に沿った特別ガイドや、音楽演奏などの企画も予定されている。三保の松原から富士山、黄金崎へと移り変わる景色が案内される。

駿河湾フェリーは現在、1日3便体制で運航している。かつて4便体制だった時期には、秋から冬にかけて夕暮れの時間帯を航行する第4便が設定されていたが、長年にわたる赤字経営や清水港の乗り場変更などにより、現在の運航体制となっている。

同法人によると、駿河湾フェリーは2019年度から2025年度までの7年間に63万4,390人を輸送した。一方、利用者数の減少に加え、燃料費や人件費、船体・設備の維持管理費が上昇しており、早ければ2026年秋にも「今後の運航について大きな判断が下される可能性がある」としている。

今回の取り組みが成功した場合、夕暮れ便の商品化や季節限定便としての運航、新たな船旅商品の開発につなげることも検討するとしている。

支援者への返礼品には、10月3日の特別便の乗船券や限定御船印、乗船が難しい人を対象とした応援セットなどが用意される。船の運航に支障をきたす荒天の場合は特別便を中止し、乗船券に代わる返礼品が後日発送される予定。


情報発表元:駿河湾フェリー - 【お知らせ】駿河湾フェリー クラウドファンディングに挑戦!〜夕暮れの「幻の第4便」をもう一度〜
 
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