画像提供:名村造船所

名村造船所は2026年7月8日(水)、伊万里事業所で建造していたLEPTA SHIPPING CO., LTD.向け18万2千トン型ばら積み運搬船「VERITAS QUEEN」を引き渡した。同船は、名村造船所の主力船型である載貨重量18万2千トン型ばら積み運搬船の第4番船となる。

「VERITAS QUEEN」は、主要寸法について、フランスのダンケルク港へ入港可能な最大船型「DUNKIRKMAX」を志向している。名村造船所が独自開発した「Namura flow Control Fin (NCF)」、フィン付き舵「Rudder-Fin」、NCF後流の流場を改善する省エネフィンを採用し、燃料消費量の低減を図っている。

主機関と主発電機関には、窒素酸化物(NOx)排出3次規制に適合した機種を採用した。さらに、エア式船尾管シール装置を採用し、環境に配慮した構成としている。機関部冷却システムにはセントラル清水冷却方式を採用し、船内メンテナンス作業の低減を図っている。

港湾内の汚水排出規制を考慮し、生活排水、雨水、カーゴホールド洗浄水の船外排出を適切に管理するため、汚水などの貯蔵タンクを装備した。バラスト水管理条約に準拠したバラスト水処理装置も搭載し、シップリサイクル条約で作成が要求される有害物質一覧表、インベントリの作成にも対応している。また同船は、EEDI、エネルギー効率設計指標について、基準値比30%以上の削減が必要となるEEDI Phase 3を達成している。

「VERITAS QUEEN」の主要諸元は、全長291.92メートル、幅45.00メートル、夏期満載喫水18.20メートル、総トン数94,783トン、載貨重量182,700重量トン。主機関はMAN B&W 7S60ME-C10.6-EGRBPを1基搭載し、定員は24名。船級は日本海事協会(NK)、船籍はパナマ共和国となる。


情報発表元:名村造船所 - 18万2千トン型ばら積み運搬船「VERITAS QUEEN」
 
関連情報