横須賀市は2025年11月12日(水)から30日(日)までの期間、同市夏島町にある市立北図書館1階の企画展示スペースにおいて、12月に退役予定の海洋研究開発機構(JAMSTEC)の海洋地球研究船「みらい」関連資料の展示を実施する。
今回の展示は、同じ夏島町に拠点を置くJAMSTECと横須賀市が連携して実施するもので、約50点におよぶ関連資料が紹介される。「みらい」関連のポスターや写真、船長の帽子、ペーパークラフト、クルーズレポート(研究航海の記録文書)などの資料が展示されるほか、JAMSTECの研究者が執筆や編集に携わった海洋科学に関する書籍、さらに今回の展示にあわせて同機構から寄贈された図書も紹介される。
「みらい」は、かつての日本初の原子力船「むつ」を前身とする海洋地球研究船で、1995年に原子炉が一括撤去されたのち、1996年8月21日に「みらい」として改修・命名された。優れた耐氷性と航行性を備える構造が特徴で、北極海や太平洋、インド洋などの亜熱帯から亜寒帯にかけての広域かつ長期的な観測研究を実施してきた。これまで国際的な洋上研究拠点として、先進的な海洋地球データの発信基地としての役割も担ってきたが、2025年末をもって退役が予定されている。
情報発表元:横須賀市 - もうすぐ退役!JAMSTECの海洋地球研究船「みらい」を北図書館でご紹介!【関連ジャンル】 港湾 : 横須賀港 海運事業者 : 海洋研究開発機構












