画像提供:内海造船

広島県尾道市の内海造船 瀬戸田工場では、2025年11月6日(木)、自衛隊海上輸送群の「にほんばれ型」輸送艦の3番艦の命名・進水式が実施され、同艦は「あおぞら」と命名された。

「あおぞら」の命名・進水式は11月6日(木)の11時25分から11時40分まで実施され、命名式の執行者は中部方面総監の遠藤充陸将が務めた。

同艦は、居住区前方に貨物倉を有しており、貨物の荷役は船首に設けられたランプを通じて行われる。イニシャルトリムを有しており、砂浜に乗り付ける「ビーチング」に則した船型、構造、艤装となっている。また、乗員、便乗者を運送できるよう、多層構造の居住区を有している。

「あおぞら」の全長は約80m、幅約17m、深さ約3m、基準排水量は約2,400トン、試運転最大速力は約15ノットとなっている。

なお、「にほんばれ型」輸送艦は、2番艦「あまつそら」の命名・進水式が10月23日(木)にも内海造船 瀬戸田工場で実施されていた。


情報発表元:内海造船 - 輸送艦(LCU)『あおぞら』の進水式を行いました
 
【関連ジャンル】
 海運事業者 : 陸上自衛隊
 造船メーカー : 内海造船 瀬戸田工場