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名古屋港ガーデンふ頭に係留されている博物館船「南極観測船ふじ」では、2025年11月29日(土)と11月30日(日)の2日間、第19回「南極観測船ふじでの星空観察会」が開催される。今回の開催は、「ふじ」開館40周年記念事業の一環として行われるもので、開催時間は両日とも16時30分から20時頃まで。

観察会では、GPS航法装置がなかった時代の航海術を学ぶ一環として、星の観察を通じた自船位置の把握を体験できる内容となっており、「ふじ」の甲板にて望遠鏡を使った天体観測が行われる。また、日本天文学会会員で、天文教育普及研究会 一般普及分野委員の浅田英夫氏による講演「星のお話」(テーマ:環の消えた土星と月を見よう)や、映画「オーロラのかけ橋」の上映も予定されている。

さらに、南極地域観測隊の参加経験を持つ学芸員による船内見学では、「ふじ」現役当時の観測活動や生活・食事に関する解説が行われる。夕食には、かつて船内で使用されていた食材の一部を用いた弁当が提供され、当時の食事事情も紹介される。

対象は小学4年生以上で、大人のみの参加も可能。小中学生が参加する場合は保護者の同伴が必要となる。各日定員は先着24名までで、参加費は1人1,000円(食事・入場料込み)。参加申し込みは専用のWebフォームにて受け付けており、締切は11月19日(水)まで。定員に達し次第、受付終了となる。

イベントは公益財団法人名古屋みなと振興財団が主催し、名古屋港管理組合が後援する予定。


情報発表元:名古屋港ガーデンふ頭 - 南極観測船ふじ開館40周年記念事業 第19回「南極観測船ふじでの星空観察会」の参加者募集について
 
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