神戸市とテクノオーシャン・ネットワークは、2025年11月29日(土)に神戸ポートターミナルで気象庁の海洋気象観測船「凌風丸(りょうふうまる)」の船内見学会を開催する。
イベントは、港の仕事や施設への理解促進を目的として実施されている小中学生向けの体験企画「神戸港バックヤードツアー」の一環で、11月27日(木)から29日(土)にかけて神戸で開催される国際海洋展示会「テクノオーシャン2025」と連動して行われる。今年度5回目となるこのツアーでは、気象庁が運用する観測船「凌風丸」の船内が親子向けに公開される。
「凌風丸」は、地球温暖化や気候変動の解明、豪雨災害の予測精度向上といった課題に対応するための観測任務を担う海洋気象観測船であり、今回の見学会では同船内に設置された観測機器や操船設備を、気象庁職員の説明付きで見学できる。
当日は12時30分に神戸ポートターミナル3階に集合し、ガイダンスの後、13時から14時まで「凌風丸」船内を見学、その後、14時から無料シャトルバスで神戸国際展示場2号館へ移動し、14時30分から15時まで「テクノオーシャン2025」展示会をスタッフの案内で見学する流れとなっている。
対象は神戸市在住の小学3年生から中学3年生の児童とその保護者で、保護者同伴が条件。参加費は無料で、定員は16組32名。応募は専用ウェブサイトからの申し込み制となっており、応募多数の場合は抽選となる。申込期間は10月27日(月)14時から11月9日(日)23時59分までで、当落結果は11月11日(火)頃にEメールで通知される。
「テクノオーシャン2025」は1986年から2年ごとに開催されている海洋分野における国内唯一の総合的な国際コンベンションで、今回も94社・団体による展示のほか、特別セミナー、シンポジウム、水中ロボット競技会、船の一般公開などのプログラムが予定されている。
なお、参加者には動きやすい服装と靴での来場が推奨されており、ヒールのある靴での参加は不可。また、会場には駐車場がないため、来場の際は公共交通機関または近隣の有料駐車場の利用が求められる。
情報発表元:神戸市 - 2025年11月29日 参加者募集!海洋気象観測船「凌風丸」船内見学会【関連ジャンル】 港湾 : 神戸港 神戸ポートターミナル












