画像提供:三菱重工業

三菱重工マリタイムシステムズは、2025年10月31日(金)、海上保安庁向け3,500トン型巡視船「ごとう(PL-205)」の引渡式を岡山県の玉野本社工場で実施した。「ごとう」は令和3年度補正予算で調達された巡視船で、同型の「みやこ」「おおすみ」「あまみ」に続く4隻目として玉野本社工場で建造された。

今回の引渡しにあたっては、玉野本社工場で式典が行われ、海上保安庁から梶田智弘・装備技術部長らが列席した。三菱重工グループからは三菱重工業の阿部康史・艦艇・特殊機械事業部長らが出席し、引渡書および受領書の授受などが実施された。

巡視船「ごとう」は、就役後、第七管区海上保安本部長崎海上保安部に配属され、領海警備、海難救助、治安の確保、海洋環境保全などの業務に従事する予定。三菱重工マリタイムシステムズは、三菱重工グループの開発力・設計力を生かし、海上保安能力の強化に資する船舶の建造を通じて社会の発展に貢献していくとしている。

同船の主要目は、全長120.0m、全幅14.0m、総トン数3,500トン。


情報発表元:三菱重工業 - 三菱重工マリタイムシステムズ、3,500トン型巡視船「ごとう」の引渡式を実施
 
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